お塔婆
お盆の時期が参りました
お盆には死者の魂があの世からこの世に帰ってくるとされており、
仏教においては非常に大切な時期となります。
この時期に塔婆を立てて、故人の魂を供養する方も多くいらっしゃいます
卒塔婆・塔婆を立てることには、追善供養の意味があるそうです。
追善供養は、生きている人が善行をすることによって、故人の善行にもなり、
それが巡って自分に戻ってくるという考えとのこと。
仏教の世界では卒塔婆・塔婆を立てること自体が善行となるため、
卒塔婆・塔婆を立てること=追善供養だそうです。
また、塔婆に書かれている内容は、あの世で仏道修行をしている故人に向けて、
「〇〇さんの法要をしましたよ。みんなが〇〇さんの生前のご恩に感謝しています。あの世から見守っていてくださいね。」
と、法要を執り行ったことや故人への感謝の気持ちを表すものだそうです。
厳しい暑さが続き、お墓のお掃除やお詣りも、大変ですが
体調に気を付けて、しっかりとご先祖様に感謝を伝えたいものです。